Uncategorized

タルボサウルスとティラノサウルスの深い関係

アメリカ大陸の王者とアジアの王者の意外な関係

もう映画の主役じゃない!?子どもの頃あこがれたティラノサウルス

恐竜と言えば、ティラノサウルス。

そんな時代はもう終わるかもしれません。

なぜなら

アジア

大きな大きな

化石発見が立て続いているからです。

新発見の相次ぐゴビ砂漠、そこに現れた新主役:タルボサウルス

今、化石発掘で熱い場所。

それは

恐竜ハンター、小林快次先生も

デイノケイルスを発掘されていましたね。

https://www.hokudai.ac.jp/researchtimes/2019/07/-2019.html

なぜそんなに熱いのか!?

詳しくは下の記事に紹介していますが

結論として

からなんです。

事実、

ゴビ砂漠からは

タルボサウルスの全身骨格に加えて

その子供の化石まで

発掘されているんです。

論文が伝える、次世代のティラノサウルス:タルボサウルス

さて今回は、

2022年に発表された論文から

タルボサウルスが

タイトルを

『モンゴルの獣脚類、

 タルボサウルス・バタールの

 前頭骨の相対的成長』

(リンクはこちら)

と言うんですが、

そんなことはどうでもいいでしょう(笑)

結論、

「タルボサウルスと

 ティラノサウルス、

 同じじゃん!!」

という内容です。

もうちょっとくわしくお話ししますね。

前頭骨を比べてみた

おでこの骨、

前頭骨を

タルボサウルスとティラノサウルスで

比べてみたんです。

これ、です。

論文には

「幅と深さは成長とともに広がる」

と書いている一方で、

「長さは成長とともに短くなる」

とも書いてありました。

この傾向が

だと報告しています。

まだまだある共通点

論文はさらに続けます。

「タルボサウルスの前頭部の成長変化には、

 ①骨の厚みの増加

 ②顎の筋肉付着部の範囲の拡大

 ③骨の深さの増大が含まれます」

そしてこの傾向は、

ティラノサウルスのみならず、

だと言うんです。

さらにこの傾向は

非鳥類獣脚類で広く見られるそう。

何が言いたいか

と言うと

「これからはタルボサウルスでしょ。」

タルボサウルスが熱い理由

①保存状態の

 とてもよい全身骨格が多数発見されるから

②モンゴル、ゴビ砂漠のおかげで

 非常にめずらしい

 子どもの化石まで調べられるから

ティラノサウルスでなくてよい理由

①タルボサウルスの成長過程が

 ティラノサウルス類のそれとほぼ同じだから

②タルボサウルスの発掘数が多いから

というわけで、

わたくし、konは、

と考えております。